恒常性とも言われており、偉い先生が大嫌いなwikipediaによると
常性、ホメオスタシス(ホメオステイシスとも)は生物のもつ重要な性質のひとつで生体の内部や外部の環境因子の変化にかかわらず生体の状態が一定に保たれるという性質、あるいはその状態を指す。生物が生物である要件のひとつであるほか、健康を定義する重要な要素でもある。生体恒常性とも言われる。
19世紀のクロード・ベルナールは生体の組織液を内部環境とし、20世紀初頭にアメリカ合衆国の生理学者ウォルター・B・キャノンが「ホメオスタシス」(同一の(homeo)状態(stasis)を意味するギリシア語から造語)と命名したものである。
ふーん、あっそ。
ビジュアル的に言うと、y=x^2(x^2 -1 )のグラフの -1/sqrt(2) ≦x≦ 1/sqrt(2) にあたる領域がホメオスタシスが保たれている状態なんでしょうね。
x=0が健康な状態ね。
この変域に身体の状態がある限り、x=0に向かうような復元力が働いてx=0を中心に揺れ動いている。
こういう力が身体の自然治癒力とか呼ばれたりする。
この領域では医療は自然治癒力を後押し、健康な状態に戻るのを促進するように振る舞う。
例えば、インフルエンザに対するタミフル処方のようなもの。
しかしひとたび |x| > 1/sqrt(2) となってしまうと、そのまま放置していては健康な状態に戻ることができない。
例えば、進行がんがこれにあたる。
この領域では医療が介入することで健康な状態に戻るかも知れない。 1/sqrt(2) <|x| < 1
あまりにも正常な状態から逸脱したら元に戻れず、病的な状態はどんどん進行(y<0)していく。 |x| > 1
最近の進行期の癌治療は、どんどん進行していく状態をいかに遅くするかというところに医療資源を費やしている。
のこされた時間をできるだけ増やし、有意義に使っていただくのが患者さんの幸せに繋がるはず。