2011年1月6日 日経 全日版
コメント:高金利への反転と外貨準備の減少が日本破綻の指標。売って、売って、売りまくれ。
■4世紀前の超低金利の国 債権大国の都市国家 ジェノバ共和国。
地中海貿易。またジェノバの銀行家がスペインの戦費調達を助けたため、大量の金銀が流れ込んだ。
ジェノバの没落
金余りの低金利に安住しリスクを忘れたジェノバ → 日本に重なる。
米ダラスを拠点とする新興ヘッジファンド ヘイマン・アドバイザーズ
これを否定する材料:国債の国内保有率95%、つまり国内で容易に資金調達が可能
■外貨準備高の枯渇:英国の例
第二次大戦後の英国。政府債務のGDP比は2倍超。大きな政府の下で経済は活力を消失。財務再建に重税に依存。
コメント:ビートルズが英国の重税をタックスマンと揶揄したらしい。こいつらって
1970年スタグフレーション(経常収支赤字+インフレ・不況)に:国営企業のスト頻発、ゴミ収集の停滞、公共交通のマヒ
国債金利の上昇:1972年8%→1974年18%。75年春から76年秋までの間、英ポンドは対ドルで3割超下落。1976年外貨準備高の枯渇が枯渇した英政府はIMFに39億ドルの緊急支援を申請。