2011年2月26日 日経 全日版
1920年の調査開始以来、総人口の伸び率は過去最低。在住外国人の増加や出生率の下げ止まりなどが要因。
人口増は東京や神奈川、千葉など9都府県
人口減は秋田、青森、高知など38道府県
参考 →→人口
コメント:地方の人口格差が開いてきているという印象。
元データを確認すると、都道府県の格差が以下にひどいことがよく分かる。
すなわち地方経済の没落を意味している。
それは地方自治体の行政サービスの低下を意味する。
このトレンドはもう止まらない。
今後も仕事を求めて地方を離れ都市部に集中していく。
5年後は?10年後は?
企業業績は持ち直しても、それは海外展開できる会社。
そういう会社の場合、求人は海外で出されるから、国内の雇用の伸びは限定的。
もはや日本国内で人生を完結できなくなってきている。
ならば、生き残りを賭けて海外を目指さざるをえないケースも出てくる。
海外に出ることはリスキーであるが、それでなければリターンを得られない。