近年、核酸アナログの開発が進展しており、以前は真っ先に使われていたインターフェロンは第一選択ではなくなってきた。
薬価が高く設定できるので、それが創薬のモチベーションになっているのかもしれない。
以前の治療は次の通りで、インターフェロン、ないしインターフェロンとリバビリンを組み合わせて治療されていた。
インターフェロン(インターフェロンα)
- ウイルス量が少なく(100KIU/ml以下)、セロタイプが2型の患者に効きやすい(80%以上でウイルス排除)
IFN著効例は全体で約30%- 1b型15% ← 治療成績はウイルス量に反比例。日本に多い型
- 2a型60%
- 2b型45%
- 投与期間:1型は48週、2型は24週とされている。
PEG-INF+リバビリン併用療法
高ウイルス量(100KIU/ml以上)、セロタイプが2型の患者で、約50%でウイルス排除が可能