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民主主義を考える 第一部 噴き出す矛盾 3

2010年10月18日 日経 全日版

・安定した生活を展望できなくなった中間層は「変革」を求めて大きく振れる

コメント:変革を求めることはすごくいいと思うが、安易に「他」に求めてはいけない。まず「自」に求めなければ。いいわけをする拠り所となってしまう。

・「年齢が増すほど安定志向になり、自民党を支持するようになる傾向が崩れてしまった」

コメント:血管は加齢に伴い、必ず老化する。高齢者には誰しも粥状硬化が存在するという。しかし、それが疾病に結びつくかどうかは粥状硬化の進展の早さ・広さやその他の基礎疾患の存在に依る。

人の思考も加齢に伴って硬化することは免れない。ただ、それを予防すべく意識的に思考の柔軟化を図っていく必要がある。

安定志向を新しいものへの拒絶と解釈すれば、思考の硬化に他ならない。逆説的に考えれば、不安定思考こそ、思考の柔軟性を保つ秘訣なのではないだろうか。

・政治は迎合主義に走りがちだ

コメント:しょうがない。生物が思考を巡らせることができるのは、寿命の長さの範囲内のみだから。ただし、書物から学ぶスキルを持つ絶滅危惧種は除く。自分は前者。

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