特捜部の廃止は不可避 投稿日 2011年1月3日2018年9月29日投稿者 MDATmaster 2010年12月28日 日経 全日版 江南大学法科大学院教授 渡辺修氏 郵便料金不正事件や捜査資料改ざん・隠蔽事件について 検察による事件検証は責任を個人に押しつけて、組織の構造的問題について言及がない。 コメント:海外の先進的な病院では取り入れられているが(もちろん日本でも)、 院内で起きたインシデントについて、個人の責を問うのではなく システムの何処に問題があるのかを考え、再発防止策を取るのが一般的になっている。 あらゆる分野でも言えるが、人が関与する工程では一定の確率でミスが起こる。 従って、インシデントが起こる前の段階(ヒヤリ)を積極的に表に出していくことが大切である。 処分一辺倒では貴重なヒヤリを埋没させてしまうため、かえって全体が危機にさらされることになるのである。